学院ブログ - Sophie's diary -

11年生 長崎研修旅行

高等科
学習
行事
2017.09.06

11年生は7月17~20日の4日間、長崎へ研修旅行に行ってきました。

旅行に先立ち「キリシタン・平和・歴史」を3本の柱とし、それぞれの個人研究テーマを設定してレポートにまとめる等、事前研究を進めてきました。

1日目は、被爆体験講話を聞いた後、少人数でガイドの方からお話を聞きながら原爆資料館や爆心地に近い浦上地区を巡り、浦上天主堂でのミサに与かりました。

2・3日目は、クラスごとの研修となりました。クラスによりに天草か平戸に行き、キリシタンや地域の歴史に触れ、長崎市内の班別研修ではバチカン指定の公式巡礼地の日本二十六聖人殉教地を見学後、個人研究テーマにそってフィールドワークを行いました。資料館などに行って調べる以外にも、事前にアポイントを取ってインタビューをしたり、現地の高校と交流するなど、積極的に情報を集めることが出来ました。

4日目は、外海に行きド・ロ神父の生涯と彼が残したものや、遠藤周作文学館や外海の風土に触れ、キリシタン迫害やその後の生活について思いをはせました。

とても内容の濃い4日間を過ごし、日常生活では意識しない平和の尊さやそれを維持していくこと大切さについて考え、普段接しているキリスト教が迫害された時代について思いをはせることが出来ました。クラス単位を基本とした共同生活をするなかでも、一人一人が責任を持って行動し、友人の新たな一面に気づいたり、自分の成長の機会とすることもできました。

現地で得た情報や感じたことなどを夏休み中にレポートの第2部としてまとめ、友人と分かち合い、みこころ祭でも発表する予定です。
研修旅行を通して学んだことを今後の糧としていきます。


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