スウェーデンの女子高校生グレタ・トゥーンべリについて４月から注目しています。グレタは金曜日には気候変動への対応を訴えるためにストライキを行い、全世界の若者にも参加を呼びかけています。グレタは若者に呼びかけると同時に、大人世代に対して責任を求めています。自分の子ども、孫の世代に、地球環境を保障するようにと呼びかけます。児童・生徒と同世代の女子であるグレタの活動を知らせることは、大人世代の一員として自分にできる一つの役目と感じされられています。

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９月９日は台風のために、学校は残念ながら休校となりました。強風により大きな被害を受け、今だ困難な生活を余儀なくされている地域もあります。一日も早い復旧が望まれます。そして、その後、また大変な暑さが戻り、やはり地球の気候変動について意識せざるを得ません。

春から注目しているグレタは気候変動を人々に訴える活動しています。今年の夏、アメリカに招待されました。その旅にあたって、グレタは飛行機を使わずに、陸上は鉄道を利用し、海は船で渡るという選択をしました。飛行機を使うことは自分の主張にそぐわないということです。もちろん彼女の考えを理解し、支援してくださる人があって実現できることです。グレタが一人で始めた活動の重要性が多くの人に理解されるようになりました。高校生でもできることがあるということをグレタは教えてくれます。

グレタは自分が大切だと考えることに正直に追求しています。自分の心の叫びに正直な人と言ってもよいでしょう。グレタのテーマは気候変動です。世界全体の大きな緊急の課題です。グレタは気候変動のためのストライキやマーチへの参加を呼びかけています。学校を休んでストライキに参加しましょうとは言い難いですが、一人ひとりが意識を持つこと、何かできることを探すことは大切です。たとえば、買い物について「地産地消」を心がけるということもできます。

一人ひとり、自分の中に大事だと思っていることがあるはずです。グレタと同じテーマである必要はありません。一人ひとり自分のテーマに正直に、自分の心の叫びに正直に、それを大事にしてほしいと思います。

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９月２０日から２７日を特別な一週間として、グレタは行動を呼びかけています。ちょうど２０日は中高等科の前期期末試験が終了する日です。生徒たちが何か自分らしいアクションへと向かうことを期待しています。