聖マグダレナ・ソフィア、マザーバラ、ソフィ、ソフィア・・・私たちの創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラは様々な呼び方で親しまれてきました。創立者は１８００年代に生きた女性ですが、児童・生徒にはとても親しみ深く、身近に感じられる存在であり、その生き方や知恵に満ちた言葉から２１世紀に生きる私たちも日々学び続けています。そして、このたび、さらにその親しさを深めてくれる新しい本が出版されました。「ソフィアと旅する　聖マグダレナ＝ソフィア・バラのメッセージ」（ドン・ボスコ社刊）、聖心会のシスター田中玲子の翻訳によるものです。原著者は聖心会スペイン管区のシスタードローレス・アレイクサンドレです。シスタードローレスは聖書学を修めるとともに、聖マグダレナ・ソフィア・バラについての研究も深め、ソフィアと共に祈り、生きることを黙想指導などを通して広めていらっしゃいます。この新しい本も、聖マグダレナ・ソフィアについての本というよりは、人柄を表すエピソードを通して、ソフィアと共に考え、祈り、生きる本です。各章には、現代の社会との関わりや、手紙の形で書かれた聖マグダレナ・ソフィアの思い、祈るためのヒントが書かれています。この本により、ソフィアと共にイエスのみこころに向かって生きる知恵をきっと新たにみつけることができるでしょう。

　この本はドン・ボスコ社を始め、キリスト教関係の書店で購入できます。保護者の皆様は、学校参観日（初等科６月１３日、中高等科６月２４日）に学校でお買い求めになることもできます。ぜひ１度お手にとってごらんになってみてください。