校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

2月22日 セカンドステージ朝礼 笑いについて

2019.02.23

2月22日の朝礼は、今年度最後のセカンドステージ朝礼となりました。「笑い」をテーマに、児童・生徒とともに考えました。

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笑いはとても大切なものです。友だちみんなと一緒に笑うととても楽しく、うれしいものです。人がみんなで一緒に笑ってくれるととてもうれしいものです。ユーモアのある笑いは、悲しいときや苦しいとき、失敗してしまったときにも、笑って、また元気になって、またやってみようという気持ちになることもできます。人が気づかないようなおもしろい面を探す笑いによって、楽しく乗り切ることができるようにもなります。笑いは励ましや支えになります。

笑いは健康にも大切と言われています。笑うことは病気が回復する助けや病気の予防にもなると言われています。

笑いにはこのように良い面がいくつもありますが、笑いにも「良い笑い」と「嫌な笑い」というものがあると感じています。良い笑いはみんなで笑いますが、嫌な笑いは一部の人だけが笑っています。誰かのこと、誰かの失敗やミスを笑うことは、嫌な笑いと感じます。嫌な笑いではみんなで笑ってはいません。笑われて、嫌な思いをする人がいます。

失敗の時の笑いにも、良いものがあるかもしれません。中等科生の頃の思い出に、リコーダーの合奏のときの笑いがあります。誰かが「ピー」と変な音を出してしまって、みんなでおかしくなって笑ってしまいました。これは失敗の時の笑いですが、私には嫌な記憶ではありません。みんなでおかしくて、笑ってしまったからです。

笑うときに、良い笑いか、良くない、嫌な笑いか気づくようになりたいものです。みんなで笑っている笑いか、そうでない笑いか考えてみることは大事です。誰かが嫌な思いをしていないか、笑っているときに気づくようになりたいものです。そして、嫌な笑い、良くない笑いと気づいたときには、それに流されたり、同調したりすることがない人になっていきたいものです。

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