校長室ブログ - Spirit of "Mikokoro" -

2018年度初等科始業式 4月9日

2018.04.09

 子どもたちの期待に満ちた新学年の始まりの時です。2年生から6年生が集まり、始業式を行いました。5年生から入学する新児童・小林聖心から転入してきた新3年・4年の児童の紹介も行いました。校長から学校目標の話をしました。今年度は聖フィリピン・デュシェーンにちなんだ目標をもって1年間を過ごします。新学年初日は各段階の始業式・入学式が続きます。

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進級おめでとうございます。

今年は春が駆け足で来ました。桜は春休みの間に咲き終わり、今はもう若葉の季節になりました。たくさんの木の若々しい緑の葉が皆さんを迎えてくれています。緑のいのちがいっぱいです。

4月の新学年はいつもとても楽しみです。皆さんは期待いっぱいで学校に来たことでしょう。5年生に新しいお友だち、3年生と4年生にも新しいお友だちを迎えます。1年生も入学します。新しいお友だちを迎えるのはとてもうれしいことです。皆で聖心の子どもとして楽しい1年間を過ごしましょう。

今年2018年度は聖心の学校の歴史に大事な年です。私たちの学校は1908年に始まりました。ですから、今年は110年です。これまで初等科が大事にしてきたことを大切に受け継ぎます。イエスのみこころや聖マグダレナ・ソフィアの教えや、たくさんのことがあります。3月までの昨年度の学校目標にあった「Generosity 惜しみない心」も聖心の大事な教えです。今年も続けて実行しましょう。

そして、今年は聖フィリピン・デュシェーンがフランスからアメリカに行って200年となります。世界の聖心のお友だちと聖フィリピン・デュシェーンをお祝いする年です。そこで、今年の学校目標は聖フィリピン・デュシェーンを記念するものにしました。「Take courage. Walk with Philippine Duchesne. 勇気をもってフィリピン・デュシェーンと共に歩む」です。この1年間、聖フィリピン・デュシェーンに助けていただきながら、いろいろなことにチャレンジしましょう。9月15日には世界の聖心でグローバルサービスデーという活動をする計画があります。地球のことを英語でグローブと言います。ですから、グローバルという言葉は、地球全体のことを大きなものの見方と広い心で考えるときに使います。グローバルサービスデーは地球全体で奉仕の活動をする日ということです。初等科でもできることを考えて、参加しましょう。そして、SDG'sという世界全体のための課題についても考えていきましょう。聖フィリピン・デュシェーンがフランスからアメリカに旅をする勇気のある、大きなものの見方をする人だったように、私たちも地球全体のことを考えて、勇気をもってチャレンジする人になりたいと思います。

聖フィリピン・デュシェーンに学びたい大事なことが3つあります。1つ目は、聖フィリピン・デュシェーンは勇気をもって新しいことにチャレンジしたこと。2つ目は、聖フィリピン・デュシェーンは困っている人を特に大切にしたこと。3つ目は、祈りを大切にしたこと。毎日の生活の中で、できることがたくさんあります。新しい学年には新しいチャレンジがたくさんありますから、聖フィリピン・デュシェーンの心で勇気をもってやってみましょう。新しいクラスになりましたから、大きな心でお友だちの輪を広げましょう。そして、何でもやり続けるためには、お祈りを大切にして、神様にいつも見守っていただくことが必要です。お祈りを大切にして、すぐあきらめない人になっていきましょう。

みんなで楽しい初等科を作っていきましょう。

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