２月3日に初等科では学習発表会を行い、今年度は展示の年として、生活科と「みこころ」の時間に総合的学習で行った研究作品、図工の作品展示を行いました。それぞれに自分らしさのある、楽しい作品を展示することができました。創立者聖マグダレナ・ソフィアは、ひとり一人の自分らしさを神から与えられたその人に固有なもの、特別な光と考えて大切にしました。子どもたちが日頃の学校生活でも、自分らしさをのびのびと表現することを励ます話をしました。

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毎日新聞には世界の色々な国の人の名前を紹介する記事があります。小さい記事ですが、毎日、大人や子ども、女の人、男の人、色々な人の名前が紹介されているので、楽しみに読んでいます。2月7日は、台湾に住む、　りゅうぶん　さんとい方が自分の名前の意味を紹介している記事でした。龍が美しい雲のあいだを飛んでいる姿を表す名前だそうです。

皆さんもひとり一人生まれたときに、名前をつけていただきました。お父様やお母様や、家族の方の願いが名前の中に込められています。同じ音の名前でも、漢字の組み合わせが違ったり、意味が違います。名前からわかるように、ひとり一人私たちにはそれぞれ違った良さがあります。

学習発表会の図工の展示では、どの学年でも一生懸命に作品を作って、1年生の大きな絵、2年生の張り子、3年生の自画像、4年生のブックスタンドと、皆さんのひとつ一つの作品に違った良さを見ることができました。皆さんが人のまねをしないで、自分らしく書いたり、作ったりしたことがとても良かったです。ちょっと似ているようでも、一つ一つ違ったところを見つけることができました。皆さんがひとり一人違った名前を持っているように、ひとり一人違った良さを持っていることを作品に表すことができました。

授業やクラスの活動でも、皆さんがひとり一人自分の考えや意見、感じたことを発表しましょう。自分の考えを言って、お友だちの意見を聞くと、たくさん学ぶことができます。ひとり一人違った良さを持っているので、お友だちの意見とちょっと似ているかもしれないと思っても、自分の意見には自分だけのものがあります。皆さんがいつも勇気をもって、自分の考えを発表してほしいと思っています。そして、お友だちの意見や考えをよく聞きましょう。自分とは違う良さをみつけてください。学習発表会の図工の作品でひとり一人違った色々な良さを表すことができたように、皆さんの授業やクラスの活動でも、皆さんひとり一人の良さをお互いに大切にしていきましょう。