トップページ > Spirit of "Mikokoro" > カンボジア体験学習(2)
カンボジア体験学習では、人々の生活の実際に触れることも目的の一つにしています。生徒たちは様々な出会いの場面で、子どもたち、同世代の若者たちに接します。そして、町の様子やバスの車窓から見える風景にも、カンボジアの人々の活気をうかがい知ることができます。
プノンペンの通りにはオートバイに乗る若者があふれています。珍しいものを運搬している光景には目を奪われます。
辛い記憶を留めるツールスレン刑務所の有刺鉄線の向こうには新築されたビルや建物も見えました。そして、通りを隔ててすぐ向かいには観光客のためのカフェもあります。生徒たちにはこのような光景はどのように見えたのでしょうか。
信心深い街の人々の姿にも目を惹かれます。祠で祈る人々。花や捧げ物を売る人々。
カゴの中の小鳥を買って、放つと親孝行のための功徳になると信じられているそうです。
鮮やかな色の衣を着た小乗仏教のお坊さんたち。朝の出発前、ホテルの玄関に、お布施を乞いに子どものお坊さんたちが訪ねてきたところを目にした日もありました。
通りにならんだ様々な屋台が人々の生活を支えていました。
オールドマーケットは町の人々の日ごろの買い物の姿を見せてくれます。
冷蔵庫がなくても人々の生活はたくましい。衣類や日用品も買えます。
人々の生活の様子から、生徒がどのようなことを汲み取ることができたか、これからの学びの深まりが楽しみです。